4月12日に投開票が行われ、神奈川県知事選挙で黒岩祐治氏が2期目の当選を果たした第18回統一地方選挙。幸区では、市議選は新人の野田雅之氏(自民党【1】)がトップ当選を果たした。県議選は無投票で市川佳子氏、田中徳一郎氏が再選した(カッコ内は政党、当選回数)。
マンション開発などによる人口増加に伴い、前回よりも有権者数が3千人ほど増えた幸区。今回、市議選における区内の有権者数は12万7012人(男性6万4823人/女性6万2189人)で、知事選での有権者数は12万7651人(男性6万5170人/女性6万2481人)だった。
投票率は市議選42・47%(市計41・98%)知事選42・29%(同41・84%)、で、前回と比べそれぞれ4・39ポイント、4・62ポイントのマイナスとなった。
区内19カ所の投票所別で最も投票率が高かったのは、東小倉小学校体育館(市議選45・60%、知事選45・43%)。一方、最も低かったのは日吉中学校体育館(市議選27・96%、知事選27・80%)だった。
新人2氏が上位に
定数7を11氏で争った市議選でトップ当選を果たしたのは、初出馬ながら9101票を集めた自民党の野田雅之氏。野田氏は「自民党の安倍内閣が進める政策を、自信を持ってアピールした結果。新人議員として一から勉強し、誠心誠意市民と接して、しっかりと仕事をしていきたい」と決意を表明した。
以下、渡辺学氏(共産党【1】/7666票)、鏑木茂哉氏(自民党【6】/6442票)、河野忠正氏(公明党【4】/5930票)、沼沢和明氏(公明党【4】/5672票)、山田益男氏(民主党【3】/5393票)、小田理恵子氏(維新の党【2】/3920票)が議席を獲得した。
県会 市川氏・田中氏が再選
県議選(定数2)は前回に引き続き無投票で、市川佳子氏(民主党【2】)と田中徳一郎氏(自民党【2】)の再選が決まった。
市川氏は「選挙戦を通じ格差是正などを訴えたかったが1日で終わり残念。忸怩たる思いだが、議員でなければできない仕事もある。市川で4年間よかったと納得していただける活動をしっかり取り組んでいきたい」と意気込みを話した。
田中氏は「2期目の当選となりますが、これまでの活動如何によらず、これからどのように県政に寄与するかが大切です。まずは地域の体感治安の向上、そして地方創生に向けた地域振興に取り組んで参ります」と抱負を語った。
市議、県議ともに任期は5月3日から4年間。
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