平成28年第4回定例会 本会議一般質問(抜粋) 公明党川崎市議団レポートVOL.12 交通改善と経済活性化を! 川崎市議会議員(公明) かわの忠正
川崎駅西口北バスターミナル入口位置を恒常化すべき!
現在、川崎駅西口北バスターミナルの出入り口が、北口自由通路西側デッキ整備工事により暫定的に信号2つ手前から出入り出来る位置に移設されています。今後ともこの位置に恒常化すべきと主張しました。
この出入り口の位置については、平成21年12月議会で「利用者の利便性向上等あらゆる角度から再検証し、84番バス停近くから進入できるよう見直すべき」と主張してきました。
市民の多くの方からは、今の暫定的な位置で「到着が早くなった」「恒久化して欲しい」との声が寄せられている事を紹介し、今回は再度、バスの速達性、定時性確保の面などから交通量や安全性を調査し、暫定ではなく「恒久化すべき」と訴えました。
まちづくり局長は「暫定的な措置として、誘導員の配置など安全面への配慮を条件に実施した。平成30年6月にはバス出入口を元に戻す予定であるが、交通が集中する年末年始などを中心に、安全性や交通流動状況等を把握し、交通管理者(警察署)等と協議したうえで、より良い交通環境の確保に向けて検討する」と答弁しました。今後、この調査結果や交通管理者との協議状況等を注視し、実現を目指し粘り強く取り組んで参ります。
市内経済の活性化促進市内業者の優先発注促進を!
市が発注する工事等について、市内業者への優先発注が市内経済活性化、雇用拡大、市税収入確保に重要な取り組みであると指摘しました。更に、市が直接発注する入札制度と、指定管理者制度について取り上げ、市内業者の活用強化を訴えました。
入札制度について財政局長は「更なる受注機会の拡大に向けた検討が必要な事から、入札契約制度・発注等検討委員会を設置した。今後は、工事請負契約における等級ごとの発注金額の見直し、契約準備行為などの活用による発注・施工の平準化など検討し、着実に進める」と答弁しました。
指定管理者制度については総務企画局長から「市内中小企業者の活用が指定管理者にとってのインセンティブに繋がるような評価のあり方を検討する。また、市内中小企業者の情報が指定管理者に適切に提供されるよう『事業者選定等に関する手引き』を改正するなど、市内中小企業者の参入の機会の増大が図られるよう努める」と答弁しました。
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