平成28年第4回定例会 本会議一般質問(続き) 公明党川崎市議団レポートVOL.13 少子高齢化対策充実を! 川崎市議会議員(公明) かわの忠正
高齢者が魅力感じるエリアへ川崎駅周辺に誘致を!
川崎駅周辺の再開発にあたり、川崎駅周辺総合整備計画に位置づけられている”魅力と活力を高める都市機能の誘導”について、「高齢者の方々が魅力を感じる、お年寄りの原宿といわれる巣鴨よりおしゃれなエリアも検討すべき」と主張しました。
まちづくり局長から「高齢者や若者など多様なニーズやライフスタイルに対応した生活の場にふさわしい機能の導入を推進している。交通利便性が高い立地性を活かし、高齢者をはじめ多様な世代が集い、にぎわいや新たな魅力・活力の創出が図られるよう、民間事業者等を連携しながら取り組みを進める」と答弁しました。
3人以上の子どもがいる方の同一保育園優先入所を!
少子化対策には、多子世帯への配慮が必要です。今回は、お子さんを3人以上保育所に預けているお母さんから「バラバラの違う保育所に入所となり、一人は遠い園なので送迎に苦労している」という声を紹介し、市内の実態を質問しました。そして「保育所入所選考基準により同一ランク同指数の場合は、更なる加点をするなどインセンティブを与えるよう改善すべき」と主張しました。
こども未来局長は「2人以上のきょうだいが、別々の保育所を利用しているケースは市内で17件ある。3人以上のきょうだいがそれぞれ別の施設を利用する事は、保護者の大きな負担になると認識している。今後の利用調整項目の変更は、現在も保育需要が増加を続ける厳しい状況にあるが、他の申請者との公平性に十分配慮しながら、その方向性について検討していく」と答弁しました。
南河原公園など仮設を増設すべき!
市内で桜を見に来る人が集まるスポットは、幸区では南河原公園や夢見ヶ崎公園、他の区では大師公園などがあります。花見の時期は公園利用者数が格段に増えるため、花見の時期に仮設トイレの設置を望む声が毎年寄せられていることを紹介し、トイレ不足対策について「花見の時期は南河原公園をはじめ仮設トイレを増設すべき」と主張しました。
建設緑政局長は「花見時期の仮設トイレ設置について、今後も、多くの市民の皆様が公園で快適な時間を過ごせるよう、利用環境の整備に向け、区役所と連携を図りながら取り組む」と答弁しました。
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