心通わす「交流の門」 共和小・支援学校に完成
市立共和小学校(古川亮二校長)と県立相模原中央支援学校(羽中田正叔校長)で12日、さらなる交流を図ろうと門を設置した。両校では、これまで一緒に遊んだり、共和小の児童が支援学校を見学したりとお互いを知る機会を度々設けてきた。門の制作は、それらの活動の一環で、名前を「交流の門」とした。
門は、両校校長、職員らの手作りで、車いすも通れるようバリアフリーになっている。門の開通によって、児童や教職員は、校外に一度も出ずに両校間を行き来できるようになった。今後は、今まで以上に交流を深め、障害の有無に関係なく人格と個性を尊重し合える共生社会の実現をめざす。
当日は、セレモニーが行われ、両校の児童と校長同士が覚書を取り交わした。
共和小代表の篠崎絢さん(小6)は「いつでもすぐ行き来できるようになったので、もっと仲良くなりましょう」と呼びかけた。支援学校代表の力石蒼也くん(小3)と山下秀斗くん(小5)は「ぜひ、中央支援学校に遊びに来てください。一緒に遊んだりして友だちになりましょう」と手話を交えながらあいさつした。
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