ピンチを乗り越え優勝 ジュニア相撲大会 佐々木主税君
中央区在住の佐々木主税君(南区夢の丘小・6年)が、8日に川崎市内で開催された県ジュニア秋季相撲大会6年生の部で優勝した。県内の小学6年生10人弱の総当たりで争われた同部。初戦で右足の親指を負傷するという事態に見まわれたが、ポイントで並んだ相手との同点決勝に進出。一度負けた相手を寄り切りで破り、栄冠を手にした。佐々木君の右足親指は、大会終了後、骨折していたことが判明。まさにアクシデントを乗り越えての勝利だった。
今年の春に出場した大会では、勇み足で初戦敗退。全国大会出場のチャンスをものにできなかった。
その時のリベンジに挑んだ本大会。佐々木君は、「優勝できてうれしい。納得のいく相撲ができた」と笑顔で振り返る。母親の亜香子さんは、「ライバルがたくさんいるので、お互いに切磋琢磨しあってほしい」と期待を膨らませた。
相撲の魅力は「日本の国技であり、武器を持たずに体一つで戦うところ」と佐々木君。憧れの力士は「大関稀勢の里」をあげる。中学では「全国大会に出場、上位進出」をめざす。
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