一打一打、スイングフォームを確認しながら練習を行う山口さん＝６月23日、市内のゴルフ練習場で
７月９日（木）からアメリカ・ペンシルバニア州のランカスターカントリークラブで開催される「全米女子オープンゴルフ選手権」に、市立鵜野森中学校（南区）３年の山口すず夏さん（14）が出場する。日本ゴルフ協会によれば、14歳での同選手権出場は日本人女子史上最年少。
同選手権への出場権をかけ、６月15日に兵庫県で行われた最終予選にアマチュアとして臨んだ山口さん。計36ホールの後半を自己ベストタイの66で回るなど、２位タイ（通算９アンダー）の成績で本選への出場権を獲得した。
山口さんがゴルフを始めたのは７歳の時。父に連れられた練習場で、「楽しそう」と自らクラブを握った。以来、市内外のスクールに通うなど練習に励んできた。「スポーツはミスをするもの。失敗を受け入れて、次の一打を大切にしている」
毎朝４時45分に起床し練習後、学校へ。放課後はまたクラブを振る。夜は自宅で「１００回連続入るまで」パターを練習する。
２０１３年秋に地元相模原ゴルフクラブ（南区大野台）で初めて開催された日本女子オープンゴルフ選手権に中学１年で初出場し話題に。今回の海外メジャー出場で一層注目が集まる。「大舞台なので緊張するだろうし不安もあるけれど、わくわくしている。トッププロのゴルフを見習いつつも、自分のベストを出して予選を通過できれば」と山口さんは意気込みを語った。４日に現地へ向かう。
取材にはきはきと答える山口さん＝6月23日撮影
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