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青学 「ハッピー指数500」締め 2万人の優勝パレード

スポーツ

公開:2016年2月4日

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ピンクのオープンカーに乗り込み声援に応える神野選手、原監督ら(上・左下)優勝を祝ったセレモニー(中央上)観衆からのサインの求めに快く応じる小椋選手、田村選手、渡辺選手、一色選手(他写真)=1月30日、淵野辺駅北口
ピンクのオープンカーに乗り込み声援に応える神野選手、原監督ら(上・左下)優勝を祝ったセレモニー(中央上)観衆からのサインの求めに快く応じる小椋選手、田村選手、渡辺選手、一色選手(他写真)=1月30日、淵野辺駅北口

 2万人(主催者発表)の観衆による祝福の渦に浸り、「ハッピー大作戦」がここに完結――。

 第92回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)で青山学院大学陸上競技部が39年ぶりの完全優勝を果たしたのを受け1月30日、優勝祝賀パレードが開催された。大野北地区まちづくり会議、にこにこ星ふちのべ協同組合主催、相模原市中央区役所共催。

 前日に予想されていた降雪などの悪天候に見舞われることなく、予定通り開催の運びとなった今回のパレード。会場となったJR淵野辺駅北口五差路からの通りには、1区から首位をひた走り連覇を遂げた青学の選手たちを称えようと、多くの観衆が来場。その数2万人。駅付近は人の波でごった返した。

 開会セレモニーの後、チアリーダーの先導でパレードが始まると、沿道からは一斉にフラッシュが焚かれ、方々から大歓声が上がった。ピンクのオープンカーに乗り込んだ原晋監督、神野大地選手らは声援に応えつつ、同組合が用意した宇宙福豆を詰め込んだロケットにサインし、観衆に投げ入れると、手を伸ばす人々で押し合いに。後続の選手たちも相次ぐサイン攻めにあったが、快く応じるなど和やかなムードで幕を閉じた。原監督、神野選手は降車後も沿道から溢れた人々でもみくちゃになった。

 今大会で7区を走り、2年連続で区間賞を獲得した小椋裕介選手は沿道に溢れんばかりの観衆に「本当にすごかった」と驚きつつ、「学生ではなかなかできない経験。楽しかった」と白い歯をこぼした。8区で2年生ながら区間賞の下田裕太選手は「明日からまた陸上漬けの毎日になるので、今日は楽しめて良かったです」と話し、3連覇に向け、早くも前を見据えていた。

 今回も人気の的になった原監督と神野選手は、パレードに駆け付けた大観衆に感謝の気持ちを込めて「ハッピー指数500です」と口を揃え、満面の笑みで締めくくった。

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