上溝地区で10月27日(金)から、地域の高齢者を対象とした市内初の取り組み「健康スポレクひろば」が開催される。健康づくりに関する講座やレクリエーション活動を通じ、心身ともに健康で自立して生活ができる期間である「健康寿命」を延ばすことがねらいだ。
「健康スポレクひろば」とは、楽しみながら効果が実感できるスポーツ・レクリエーションを通じ、継続して健康増進を図る取り組み。(公財)日本レクリエーション協会などの主催で今年、全国15カ所で実施されており、県下では一昨年の川崎市、昨年の座間市に続き、今回の上溝が3カ所目。市内での実施は初めてとなる。
同取り組みでは、日頃、運動をする習慣がなかったり、運動することに対して苦手意識を持つ高齢者を主な対象とし、講座やレクリエーションを実施。具体的には、うちわで風船を打ち合い持久力を上げる「風船うちわ」など、ゲーム感覚で誰でも簡単に楽しみながら運動できるニュースポーツにも取り組む。講座では運動不足が転倒やケガ、虚弱、病気を招き、要介護になる原因となることなど、運動の必要性について学習。併せて、レクリエーションとニュースポーツに楽しみながら効果的に取り組むことで、「健康寿命」の延伸につなげたい考えだ。
同取り組みの主管を務める上溝地区社会福祉協議会の磯隆司会長は「上溝地区の各地域では地域住民同士が交流するサロンなどを行っているが、お茶を飲みながらおしゃべりするだけで男性が参加しにくかったり、何をやって良いのかわからなくなっているところもある。この機会に笑顔が溢れるこの取り組みが各地域に広まれば」と期待を寄せる。今年の開催状況を見て、来年以降は上溝独自で同様の取り組みを実施することも検討するという。
詳細・問い合わせは上溝地区社協【電話】042・762・0079へ。
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