区内小山地区の五差路にこのほど、信号機が新たに設置されることが決まった。同所は、小山小学校・小山中学校に通う児童・生徒の通学路で、過去には子どもを巻き込んだ事故も発生しており、地元から設置を求める声が挙がっていた。
信号機が新設されるのは、氷川神社前交差点から北西側(橋本方面)に約300m進んだ先にある五差路。同所は、宮下方面から小山小・小山中に通う児童や生徒の通学路として利用されているが、特に朝の通学時間帯には、JR相模原駅方面に向かう自動車が多く、子どもたちがなかなか横断できずにいる姿が度々見受けられていた。
そんな中、2012年に、地元の久保原自治会から、信号機の新設を求める要望書が相模原署に提出されたのを機に、同署が交通量や過去の交通事故の発生状況などの調査を開始。設置の検討を進めていた2016年には、同所で2件の重傷事故を含む3件の人身事故が発生。このうち1件は中学生が巻き込まれた事故だった。相模原署によれば、同所は目立って交通量が多い訳ではないが、近隣に小・中学校があり、今後も大きな事故の発生が懸念されることから、このほど設置される運びとなった。区内で既存の道路に信号機が新設されるのは15年の田名地区のしろ坂交差点以来。
設置されるのは、車両用信号機と歩行者用の定周期信号機。来月上旬までに着工し、12月中旬までには稼働を開始する予定。同署は「今回の設置で、子どもたちが犠牲となる事故がなくなれば」と話している。要望書を提出し、関係各所への働きかけを行ってきた久保原自治会の安藤孝洋会長は「地域の長年の懸案事項だったので嬉しい。足かけ6年。ようやく実現できた」と語った。
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