第48回衆議院議員総選挙が22日に投開票され、神奈川14区(相模原市中央区、南区・緑区の一部)は自民党前職の赤間二郎氏(49)が当選を果たした。希望の党公認の本村賢太郎氏(47)も重複立候補した比例で復活当選し、前職が議席を死守。共産党の中野渡旬氏(69)は及ばなかった。
自民、希望、共産の3極による争いとなった14区。前回に続き接戦となったが、小選挙区では10万5953票を獲得して赤間氏が議席を守った。
赤間氏は支援者を前に「14区は接戦になるという下馬評だったが、まさにその通りの選挙だった。みんなで勝ち取った勝利。現職の副大臣として、小選挙区で勝たなければならなかった。全身全霊で職務を果たしていきたい」と力強くあいさつした。
衆院選14区投票率は低調
民進党の方針に従い希望の党公認となった本村氏は、前回に続き比例復活を果たした。本村氏は「逆風の中、前回より1万票以上も得票を伸ばせたのは、ひとえに皆様のおかげ。3期目も相模原の力となるために力を尽くしていきたい」と気を引き締めた。
共産党の中野渡氏は23日、本紙の取材に対し「残念ながら議席には届かなかったが、前回よりも得票数、得票率を伸ばすことができた。今後も野党共闘を目指して努力していく」とコメントを寄せた。
14区の投票率は小選挙区、比例代表とも51・63%。16区も含めた市全体の投票率は51・95%で、市選挙管理委員会によると1996年の衆院選(小選挙区51・11%、比例代表51・09%)に次ぐ低さだった。区ごとの比較では小選挙区、比例代表共に中央区が最も低い49・92%。一方、期日前投票には14区全体で、2003年の施行以降最多となる7万5674人が訪れた。
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