9月に県が発表した地価調査(基準地価)によると、市内全体の住宅地の平均変動率は前年度調査よりも上昇した。とりわけ、緑区の橋本周辺地区が大きく上昇している。
地域別に見ると、中央区がプラス0・2(昨年プラスマイナス0)で横ばいからやや上昇、南区がプラス0・4(同プラス0・2)、緑区がプラス0・5(同0・1)でそれぞれ上昇幅拡大となった。
不動産鑑定士の鈴木元氏(鈴木げん不動産鑑定所)はこの変動傾向について「一様ではなく、横ばいの地域が多い中ではあるが上昇・下落の地域が混在しています」と分析。続けて「緩やかな景気回復基調が続く中、小田急線・横浜線沿線などで特に交通利便性や希少性を伴う地域に上昇が見られ、一方で交通利便性等が劣る地域では下落継続となっています」とし、「橋本駅周辺では、リニア駅設置による発展的期待感などから地点変動率では上位を占めました。相模大野駅周辺地区でも利便性や希少性を伴う地域では堅い需要からやや高い上昇が見られました」と話した。
今回調査の住宅地変動率の上位3地点は、1位が緑区橋本1の15の15、2位は緑区西橋本2の19の17、3位が南区鵜野森3の41の11だった。
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