プロ野球の2018年度ドラフト会議が10月25日、都内で開かれ、市立串川小・中学校(緑区)出身で社会人野球・JXーENEOSの左澤優(ひだりさわゆう)投手(23)がオリックスバファローズから6巡目で指名された。左澤投手はすでに球団関係者から指名あいさつを受けており、契約が成立すれば昨年に引き続き、市内出身のプロ野球選手が誕生する。
左澤投手は172cm、75kgの左腕投手。内角を突く140Km台後半の直球と鋭く曲がるスライダーを武器に、強気に向かっていく投球が持ち味だ。
緑区青山の出身。串川小入学後すぐに少年野球の串川ホーマーズに入部。串川中時代は相模原南リトルシニアに所属し、2・3年時にエースとして県大会優勝を果たす。横浜隼人高でも3年時に春の大会で県制覇。横浜商科大ではリーグ戦で最優秀投手に輝いている。
相模原南リトルシニアの山岡幸雄総監督(75)は左澤投手を所属当時から努力家と評した上で、「コツコツやるタイプでよく練習する子。体格が小さくても社会人ではすごいボールを投げていた。メキメキ成長してくれた」と目を細める。母のイチ子さん(57)は指名について親子で驚きをもって受けとめたことを明かし、「串川の自然で育って、周りの方にも恵まれた。感謝したい。もっと努力して今以上に頑張ってほしい」と話し、激励した。左澤投手は本紙取材に対し、「実感はまだ湧かないが、今回の結果はこれまで支えてくれた人たちのおかげなので、感謝の気持ちをプロ野球の世界で示していきたい」とし、意気込みを見せた。
契約すれば、昨年の塩見泰隆選手(ヤクルト)に続き市内出身のプロ野球選手が誕生。球団は左澤投手を即戦力左腕として評価しており、活躍が期待される。
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