相模原市民謡協会の会長を務める小山内清弦氏によるライブ「津軽人のひとりぐだめぎ」が10月30日、メイプルホール(千代田)で行われ、津軽三味線の第一人者として知られる澤田勝秋氏との共演に会場は大いに盛り上がった。
題名にある「ぐだめぎ」は小山内氏の出身である津軽地方で「一人でつぶやくこと」を意味し、ライブ中は三味線の演奏と軽妙なトークを自在に展開。会場に詰め掛けた約90人の観客を楽しませた。休憩を挟むと、テレビ番組にも出演し小山内氏と旧知の中である澤田氏が登場。「巨匠」と呼ばれるその腕前を披露し、小山内氏との息の合った共演を繰り広げると、会場は拍手と歓声に包まれた。