「脳の活性化」をテーマに、国際政治学や動物学、医学のスペシャリストが講義を行う「KKCセミナー」の第3期の最終回が11月30日、かぬまだいけやきクリニックで行われた。
最終日となったこの日は、元外交官で京都聖母女学院短期大学名誉教授の松本好隆氏が登壇。「外交官の治療術」をテーマに主にアメリカ外交について語った。松本氏はアメリカ合衆国憲法の礎について説いた後、エネルギーや食糧が豊富である点からアメリカが「自己完結国家」であると持論を展開。アメリカが孤立主義に向かっていく背景や、現在のトランプ政権が合衆国憲法の原点に向かいつつあると熱弁し、参加者の目を釘付けにした。
なお第4期のKKCセミナーは1月11日から開催予定。
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