緑区大島在住のプロボクサーで、2月2日に後楽園ホールで行われた日本フライ級王座決定戦に勝利し、第57代同級王者に輝いた中谷潤人さん(21)=M.Tボクシングジム(緑区)所属=が19日、父親の澄人さんと同ジムの高城正宏会長、村野健オーナーとともに相模原市役所を訪れ、加山俊夫市長に成果を報告した。
三重県出身の中谷さんは、強烈な左ストレートを武器に2015年4月のプロデビューから18戦18勝。4年ほど前に相模原へ拠点を移し、現在は世界王者を目指して同ジムで練習に励んでいる。
中谷さんは、「目標に世界チャンピオンを置く中で、まずは通過点という気持ち」と日本タイトルを獲得した心境を述べ、6月1日に後楽園ホールで中野ウルフ選手(橋口ボクシングジム)を相手に行う初防衛戦について、「しっかり勝利して、世界王者に向けて弾みをつけたい」と力強く語った。
報告後、加山市長からスポーツや学術、芸術分野などでの功績を称える「称讃の楯」が贈られた。
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