相模原市議会第47代議長に就任した 石川 将誠(まさのぶ)さん 南区古淵在住 42歳
自分しか出来ないことを
○…リニア中央新幹線、相模総合補給廠の返還、小田急多摩線の延伸など、相模原市の将来を左右する大きな事業を推進していくため、悩んだ末に手を挙げ、相模原市議会47代議長に就任した。歴代2番目の若き議長となるが「自分にしかできないことがあるはず」と力強く語る。
○…南区大野台で生まれ育つ。高校時代にはドイツに交換留学、大学はカナダのランガラカレッジを選んだ。「世界の広さを実感するとともに、日本という国を客観的に見られるようになった」と振り返る。医療福祉事業に携わる中、政令市への移行を目指す相模原市の行政運営に携わりたく市議会議員に立候補を決意。30歳で初当選を果たす。疾患別救急医療体制の整備など、様々な提案を行い実現。その根本にあるのは「弱き人たちのために」という熱い思いだ。
○…小学校からの幼馴染である妻とは27歳で結婚。現在は5人の子どもたちに囲まれる良きパパでもある。「子育てがしやすい相模原を実践してPRしないと」と笑う。運動会や授業参観など学校行事にも積極的に出席。テニス、スキー、ゴルフ、書道など多彩な趣味も一緒に楽しむ。その時間が何よりも癒しのひとときだ。子どもたちが多感な時期に重責を背負うことに悩みもしたが、「家族、地域、仲間の支えがあるからこそ頑張れる。任期中は覚悟を持って職務にあたりたい」と意気込む。
○…議会は二元代表制の一翼。新たな市長となっても「是々非々」の姿勢は変わらない。大型事業やSDGs先進度など、日本中から注目が集まっている相模原市。「生まれ育った街が大きなチャンスを迎えている今、街づくりに携われることは誇り。市民の皆さんの夢を詰め込んだ格好いい街にしていくために、走り続けます」
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