「準備は整っている」
昨シーズン加入早々にキャプテンを任され、2季目もキャプテンとして臨む富澤清太郎選手。SC相模原は、あさっての開幕初戦を控え、1カ月前の5月26日から全体練習を開始していた。
緊急事態宣言解除後、富澤選手は、「いよいよ始まるな、と気が引き締まる思いだった。何週間も延期が続いたが、自粛期間中も選手各々がトレーニングをしており、モチベーションもフィジカルも準備ができていた。チームの選手を信じていたので、すぐに全体練習に入ることができた」と振り返る。
2節目までは無観客の「リモートマッチ」となり、サポーターの声援が直接届かない。富澤選手は「公式戦でサポーターがいない試合は初めてなので、正直やってみなければ分からない。サポーターの声援が無いのはさみしいが、選手同士の声が届きやすいなど、プラスにして臨みたい」とポジティブに捉える。
12月20日まで連戦が続き過密日程となるが、「体力の消耗が激しくなるのはどのチームも同じ。チーム全体の総合力と精神面を鍛え、勝利のためには犠牲になるくらいの意気込みで一つになる」と話し、状態の良い選手やこれからという若い選手が起用され活躍する機会になると捉える。「相模原にとってはプラスになる」。同じく2年目を迎える三浦文武監督のもと、30人の選手が一丸となり34試合を戦い抜く構えだ。
一戦一戦を大事に
初戦のY.S.C.C.横浜戦はホーム相模原ギオンスタジアムで午後5時キックオフ。2020シーズンが幕を開ける。サポーターは不在だが、富澤選手は「サポーターの皆さんが待ちわびていた開幕をいよいよ迎える。初戦をホームで戦えるのは有利。サポーターの思いを背負いながら皆さんと一つになっていい成績を残せるようにしたいので、熱い応援をお願いいたします」とメッセージを送る。
サポーターからの期待は大きい。富澤選手は「もちろんJ2への昇格というのが一つの目標にはなるが、目の前の一戦一戦に集中して結果を出し、1試合ごと勝ち点を積み上げていきたい」と力強く語った。
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