富士見小学校(二宮昭夫校長)は新型コロナウイルス感染症拡大防止による休校中の自主的な取り組みのひとつとして、17日に全校生徒に配布していた種から育てた苗を校内の花壇に植え替える行事を行った。
「希望の種プロジェクト」と名付けられた同行事。2月末からの休校中に教職員らが「子ども達が再開後に学校に行くことを楽しみにしてほしい」「達成感、やりがいを感じて欲しい」と発案。教職員が朝顔の種の袋詰めやポットへの土入れなど、全児童分を全て手作業で用意し、登校日だった始業式の4月6日に「希望の種」と名付けて配布。児童は教室でポットに自ら種を蒔き、各家庭に持ち帰って育てることとなった。
休校期間中も児童とのつながりを保つため、教職員が育てる希望の種の成長の様子を同校ホームページに掲載した。同校では休校中の子どもたちへの支援の一環として、悩みを相談できるダイヤルとポストを設置しており、そこへ課題などの相談と共になかなか発芽しない種を心配した児童らの問い合わせもあった。
一斉登校が始まってから3日後の17日は、児童が育てた苗を持参。クラスごとに割り当てられた花壇へ苗の植え付けを行った。6年生の齋藤帆夏さんは「久しぶりに会った友達と一緒に植え付けができてうれしかった。きれいに咲いてほしい」と願いを込めた。
同校は今回植え付けを行った苗を、さまざまな学習に利用しながら育てていくとしている。
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