緑区大島在住で、ボクシングWBO世界フライ級3位の中谷潤人選手(22)=M.Tジム所属=が、同級1位のジーメル・マグラモ選手(フィリピン)を相手に8月21日に後楽園ホールで行う予定だった世界王座決定戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け延期となった。所属ジムによると、日本とフィリピンの出入国制限が厳しい状況のためという。
中谷選手は世界へ挑戦するため、昨年7月に日本王座を返上。マグラモ選手との自身初の世界戦を今年4月に控えていたが、コロナ感染拡大の影響で延期に。その後は日程がなかなか定まらず、ようやく決定した8月の決戦に向けて調整を進めていた。
待ちに待った世界戦が再び延期となり、中谷選手は「正直辛かったが、現状を受け止めて前向きに考えている。このようなコロナ禍で相模原に明るいニュースをお届けできるように、延期の期間を成長する時間にしたい」とコメントした。
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