サッカーJ2・SC相模原は5月9日(日)、ホームの相模原ギオンスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦する(午後1時キックオフ)。相模原と町田が隣接する地域とあって、両チームがJ3に所属していた2014・15シーズンは、「決戦」として盛り上がりを見せていた。SCが昨季J2への昇格を決めたことから、6年振りのダービーマッチが復活する。(取材は4月27日時点)
昨年、悲願のJ2昇格を果たしたSCは今シーズン接戦を勝ち切ることができず、10試合を終え2勝4敗4分(勝ち点10)で16位。一方、町田市がホームタウンのゼルビアは町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)をホームスタジアムとして戦い、J2は6シーズン目を迎える。5勝3敗2分の勝ち点17で5位につけている。6年振りのライバル対決について、リーグ開幕前にSCの三浦文丈監督は「ゼルビアさんは川をはさんで近いですし、ダービーとして勝たないといけない。近い地域にいるチーム同士で、一緒にリーグを盛り上げたい」と語っている。
SCは昨年活躍したMF藤本淳吾や星広太、FWユーリが得点を奪取。FW平松宗やMF芝本蓮ら新加入選手が機能しており、ゼルビア戦を機に浮上のきっかけをつかみたいところだ。
DeNAが演出リニューアル
同ゲームから、4月に経営参画したIT企業DeNA(ディー・エヌ・エー)がスタジアム内演出の刷新を図る。スタジアム内の試合開始前演出のリニューアルをはじめ、オリジナルグルメや相模原対町田戦の限定グッズの販売、ゲート装飾などを施す。
名称をかけた戦い
これまで両者のJリーグでの対戦成績は、SCが1勝5敗と負け越している。
ゼルビアの公式HPによると、14シーズンに両クラブの対決名を募集。ゼルビア側の名称は「武相決戦」とし、SC側は「相武決戦」と称した経緯がある。
15シーズンには、直接対決3試合の合計で勝ち点が上回った方が、翌シーズンに自チームの名称を使用することに。結果は3連勝のゼルビアに軍配が上がったが、J2に昇格したため名称の使用は持ち越しのままとなっていた。
今シーズンSCは、今回のダービーマッチを新たなライバル対決の歴史の始まりとしており、戦いの行方が注目される。
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