神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

救急隊の運用体制見直し 相模原本署 到着時短図る

社会

公開:2021年5月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
24時間運用の救急隊として活動する同署職員=4月13日、相模原本署
24時間運用の救急隊として活動する同署職員=4月13日、相模原本署

 消防局相模原本署はこれまでの24時間運用の救急隊と日勤救急隊の運用体制を見直し、4月から日勤救急隊を廃止して24時間運用の救急隊2隊へ再編成した。

 日勤救急隊は2019年4月に県内で初めて創設。平日の午前8時30分から午後5時15分までの出動を専門としており、日中の救急需要対策のほか、育児中など通常の24時間勤務を行うことが困難な職員の復帰支援なども目的としていた。

 今回の運用体制の見直しは、救急車の到着時間の短縮を狙いとしている。同署は救急出場件数が市内で最多で、さらに件数は年々増加しているため夕方から早朝にかけての出動も担う24時間運用隊への負担が増加。すでに出払っている場合での出動要請には別管轄の救急隊が対応するため、到着までの時間がかかる傾向にあった。

 そこで日勤救急隊を廃止し、24時間運用を2隊にして負担を減らす事により、到着時間が短縮できるように。職員からは「2隊になったことで出動の間隔が開き、準備などに余裕ができた」との声が上がっている。

 育児中などの職員には、十分な休憩や休日が取りやすい環境を整えていくことで、労務環境も引き続き改善していくという。同署は「これからも市民の皆様に安心してもらえるよう働きかけていきたい」としている。
 

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

行方不明者 7分で発見

警察犬

行方不明者 7分で発見

相模原警察署が感謝状

1月15日

「J3優勝」へ勝負の一年

SC相模原

「J3優勝」へ勝負の一年

開幕に向け体制発表

1月14日

講演会で子どもの権利学ぶ

横山地区

講演会で子どもの権利学ぶ

恒例パトロールも実施

1月9日

あさって準決勝

東海大相模サッカー部

あさって準決勝

選手権大会で快進撃

1月9日

デジタル活用で施策推進

黒岩知事インタビュー

デジタル活用で施策推進

新地震防災戦略策定へ

1月9日

9党県代表が年頭所感

9党県代表が年頭所感

経済政策などで抱負

1月9日

あっとほーむデスク

  • 11月7日0:00更新

  • 10月10日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook