奉仕団体・相模原中ロータリークラブ(以下、中RC・佐々木敏尚会長)は5月9日、淵野辺駅南側にある鹿沼公園で、「人力車に乗ろう(for challenged person)プロジェクト」を実施した。
これは、普段は屋外で遊ぶことや、遠出することが難しい障害のある子どもたちに、身近な場所で人力車に乗って楽しんでもらおうと、中RCが障害福祉サービス事業などを行う陽光台のNPO法人もあぴーす(要武志代表理事)と共催し、相模原市の後援を得て実施したプロジェクト。中RCとしては初めての取り組み。
好天に恵まれた当日は、東京都台東区雷門から「岡崎屋惣次郎」、鎌倉市から「郷音屋田中涼二」の合わせて2台の人力車が同公園まで出張。集まった33組、約100人の親子を順番に座席に乗せ、健脚を発揮して、朝から夕方までフル回転で同公園の周囲を走り回った。
初夏の爽やかな風の中を颯爽と走り抜ける人力車に乗って、子どもたちも大喜び。中RCの佐々木会長は、「駅近くの人通りの多い場所だが、相模原市、鹿沼公園をはじめ多くの方々の協力をいただいて、無事に奉仕活動を終えることができた。コロナ禍によりストレスを抱え込むことも多いと思われるが、この奉仕活動が少しでも社会のお役に立てたのであれば、これ以上の喜びはありません」とコメントした。
中RCは1977年に創立。2021年1月現在で28人の会員が在籍し、地域での奉仕活動に勤しんでいる。
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