相模原市は5月、商業施設などの開発業務を行うザイマックス不動産総合研究所と兵庫県立大学社会情報科学部との間で、「監視センサによる沿道斜面の防災管理についての共同研究に関する産学官連携協定」を締結した。
道路沿線の斜面をザイマックス社が所有するシステムを使って監視し、そのデータを兵庫県立大も加えて共同研究を実施することで、市の道路防災管理の精度と効率性を向上させることを目的とした同協定。道路からは目視で確認できない危険な斜面などに監視センサを設置し、道路の崩落の予兆を感知し自動通報することが可能かどうかを検証する。
5月19日に行われた締結式には、ザイマックスの吉本健二社長、兵庫県立大の加藤直樹学部長などがリモートで参加。3者で同時に締結書にサインを行った。
吉本社長は監視システムがこれまで主に屋外看板の安全管理に利用されていたことを説明し、「まだ研究途中のシステムだが、この技術は自然災害などの分野でも役に立てると思っている」と実用への意欲を表した。本村市長は「産学官で研究が進むことはうれしい。防災・減災の視点を持って取り組んで行きたい」と期待を寄せた。
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