富士見出身の籾井(もみい)あきさん(20)が、7月25日(日)から8月8日(日)まで行われる東京五輪女子バレーボール競技に日本代表として臨む。籾井さんは「見ている方々に勇気と感動を届けられるように精一杯努力したい」と抱負を語る。
籾井さんは富士見小学校、中央中学校出身。母親の咲良(さら)さんや地元関係者、所属チーム・JTマーヴェラスのホームページなどによると、小学2年生の時、友人に誘われて小学生チーム「富士見ジュニア」でバレーボールを始めた。当時、同チームの監督を務めていた布施初子さんは「明るくて友人とよくおしゃべりをしていた。勝負に関しては負けん気の強い子だった」と振り返る。週5日の練習も休まずに参加していたという。
小学4年でベンチ入りメンバーに。関東大会で上級生がけがをした際、サーバーやレシーバーとして活躍し、チームの優勝に貢献した。「本番に強いところがあった」と布施さんは話す。5年生でレギュラーに定着。現在の定位置であるセッターを初めて務めたのもこの頃で、「ひたむきにトスを上げていた」と布施さん。高学年では、優勝はならなかったものの常に県上位へ進出するチームの中心選手として躍動した。
中学時代に一時バレーボールを離れるも3年生で復帰すると県16強。JOC(全国都道府県対抗中学バレーボール大会)の代表にも選ばれた。
進学した八王子実践高校でも全国の舞台でプレー。JTマーヴェラスに入部し、2019-20Vリーグディビジョン1ベスト6賞受賞。21年に日本代表に選ばれ、6月30日に東京五輪出場内定選手として決定した。
五輪へは初出場。抱負は、との本紙の取材に対し籾井さんは、「代表に選出していただき、うれしい気持ちと身の引き締まる思いがあります。見ている方々に勇気と感動を届けられるように精一杯努力したいです。(チームで)1番下の年齢なので謙虚さを忘れず、勝つために自分のやるべきことに徹したいと思います」とコメントを寄せた。
周りのサポートに感謝
「自分もバレーの経験があったので、よく近くの公園で一緒にパスの練習をした」と、あきさんとの思い出を語る母親の咲良さん。ひとり親で仕事が忙しく、ジュニアチームの頃からあきさんの活動に十分に携われなかったという咲良さんは「周りの保護者のサポートがなければ、あきはバレーを続けられなかったと思う」と周囲の人たちへの謝意を示すとともに、「本人が頑張っていたから、サポートをしてもらえたのだと思う」と娘の努力もたたえた。
大舞台へ臨む娘について、「短期決戦でちゃんと結果が出せるかどうか心配」と正直な気持ちを明かしつつも、「けが、コロナの予防をしっかりして、体を整えて。コートに立ったらバレーのことだけを考えて」と激励。そして、「勝ったらおめでとうと言いたい。気をつけて行ってらっしゃい」と親心ものぞかせた。
「育ててくれた街に誇り持って頑張る」
籾井さんは、地元の相模原について、「人を温かく受け入れてくれて、とても住みやすい街という印象です」と述べ、市民に対しては、「小学校・中学校と生活をしてきて、相模原市への思い入れは人一倍あります。私を育ててくれた街に誇りを持ち、オリンピックでは精一杯頑張ってきますので、応援よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せた。
女子バレーボールはA組・B組に6チームずつ分かれて総当たり戦で予選ラウンドを戦い、各組上位4チームが決勝トーナメントに進出する。A組の日本は7月25日(日)午後7時40分、有明アリーナ(東京都江東区)で、ケニアとの初戦に臨む。
![]() 市内大会の開会式に参加する小学4年生の籾井さん=チーム関係者提供
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![]() 小学4年、関東ブロック大会の時、㊤母親の咲良さんと㊦試合前の練習=チーム関係者提供
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