神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

木材業はSDGs 神奈川県木連・栗林会長に聞く

公開:2021年8月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
栗林一郎会長
栗林一郎会長

 神奈川県を地元とする「材木屋」の集まりである神奈川県木材業協同組合連合会(以下神奈川県木連)。現在は10団体221社が加盟している。

 その会長に今年5月、新たに就任したのが、南区麻溝台にある(株)相模原木材センター社長の栗林一郎氏だ。「私が神奈川県木連に入会した40年ほど前には、1000社近くが加盟していた。その頃に比べるとだいぶ少なくなってしまったという印象です」と話す栗林会長。その理由として氏が挙げるのが、40年前に比べて木材の価値がほとんど変わっていないこと。安定した木材の供給には、定期的に木を切り、植え替えをしていくことが必要となる。「しかし現状の価格では、生産者が意欲を保つことが難しい」と栗林会長。

 そのため神奈川県木連では、神奈川県産の杉や桧を活用した圧密フローリングやパネリングなどの内装材を開発。木材の新たな活用法を模索している。過去にはフォーラムや県産木材住宅フェアーなどを主催。周知にも力を入れている。

 杉や桧は植林してから30年くらいの成長期が、一番多く二酸化炭素を吸収して酸素を作り出す。「材木は、植林と伐採を繰り返していける再生産可能な循環型資源。まさにSDGsです」と栗林会長。「木材の魅力を伝え、県産材の利用・需要を掘り起こすためのPRを行うことで、適正価格にしていきたい」と意気込む。

 コロナで製材所の休業を余儀なくされた中、アメリカで住宅建築需要が高まったことで、世界的に建築用木材の需要が増加した結果、木材価格高騰が引き起こされている。その影響は日本にも及び、「ウッドショック」なる言葉も生まれている。国産木材に目が向くいい機会になるとの見方もあるが、現状では、設備等の問題から国内では1割の増産が限界と言われている。「設備投資をしていくためには、やはり長期的な安定需要が必要。そのために活動を続けていきたい」と栗林会長は話している。
 



さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

入場無料

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

5月3日から5日、ユニコムプラザで

4月11日

上手にできたよ

泣き相撲参加者募集

亀ヶ池八幡宮

泣き相撲参加者募集

5月18日(日)開催

4月10日

童謡・唱歌を歌おう

童謡・唱歌を歌おう

4月19日 杜のホールはしもと

4月10日

障害者と青学生ダンスで交流

座間市と協定結ぶ

パートナーシップ宣誓制度

座間市と協定結ぶ

4月1日から適用

4月10日

求人特集sponsored by 求人ボックス

有料老人ホームでの介護業務/介護士

福寿まちだ根岸

相模原市 中央区

月給22万2,000円~24万4,000円

正社員

正看護師/1871

株式会社MOON LIGHT CARE 訪問看護ステーション SORA

相模原市 中央区

月給22万円~24万円

正社員

部品加工

ジーエムリレーション

相模原市 中央区

時給1,400円~

派遣社員

夜勤のみ/介護職員/高給与/寮あり/住宅型有料老人ホーム

株式会社パタカラ

相模原市 中央区

月給27万7,000円~

正社員

CADオペレーター/即日も可/「淵野辺」/残業少なめ/完全週休2日制/月収302250可能

株式会社アットキャド

相模原市 中央区

時給1,950円~

派遣社員

あっとほーむデスク

  • 4月10日0:00更新

    0

  • 3月6日0:00更新

    0

  • 2月27日0:00更新

    0

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

入場無料

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

5月3日から5日、ユニコムプラザで

5月3日~5月5日

さがみはら中央区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook