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社会福祉法人相模福祉村 第2の人生「地域のために一仕事」 ドライバーと世話人のやりがいを聞く
福祉施設の運営など、市内で70超の事業を展開する社会福祉法人相模福祉村(赤間源太郎理事長)。そこには、地域の福祉を支えることで第2の人生をより豊かに送っている人たちがいる。
大和田幹男さん(76)は元警察官。定年後に別の職を経て8年前、「地域のために」と障がい者支援施設「たんぽぽの家」のドライバーになった。利用者の送迎を週5日。朝夕我が子のようにふれあっていると体調や機嫌などささいな変化にすぐ気づく。送り迎えの際に保護者と交わす会話も重要。そこで感じたことがあるとメモをとり、そっと施設職員に渡す。「私は施設と家庭のパイプ役。親御さんや利用者さんに一声かける。それが大事」。外へ出て人と話すことが心と体を健康にする。相手へのちょっとした気遣いも生活の刺激になっているそうだ。
寮母のよう
皆川民代さん(74)は障がいのある人が共同生活を行うグループホーム「絆」で週5日、利用者の生活を介助する「世話人」を務め16年になる。朝夕の食事作りや清掃の手伝い、日用品や食材の購入などに従事する一方、「欠かせない役目」と話すのが見守り。利用者を世話しながら、浴室で事故はないかと水の音に耳をすませ、室温は適当だろうかとくしゃみ一つを気にかける。「寮母のようなものね」と微笑み、地域の役に立っている実感を口にする。「家の外での会話が大事。何らかの形で社会にふれていないとね」と地域との関わりを持ち続ける。
人生100年時代。地域のためにもう一仕事というのも、求められている生き方かも知れない。
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