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相模原市で誰でも創作に参加できるアート展
5月3日から5日、ユニコムプラザで
4月11日
古布からエコバッグを製作する事業「地球にやさしいエコバッグ大作戦」に取り組む内出中学校(緑区/齋藤敦校長)が3日、近隣の相模原協同病院に完成したエコバッグを寄贈した。
同事業は公益社団法人相模原青年会議所(梅津賢一理事長)の青少年育成委員会と協力して実施している。持続可能な開発目標「SDGs」の学習に力を入れている同校の生徒会本部役員たちが中心となり、昨年3月に古布の回収を開始。全校へ事業内容を理解してもらおうと積極的に周知活動に取り組み、90リットル入る回収箱6つがいっぱいになるほど集まった。それを繊維まで分解してからリサイクルし、今年1月にエコバッグ700枚に生まれ変わった。完成したバッグを見た中村彩乃さん(1年)は「元々が洋服だと思えないくらいきれいに仕上がって驚いた」と感想を話す。
エコバッグ作りの過程で資源の循環や環境問題といったSDGsへの理解がさらに深まった生徒たち。この事業を地域に広めるとともに、コロナ禍で地域を支える医療従事者に感謝の気持ちを込めてバッグ200枚を同校近くの相模原協同病院に寄贈しようと考えた。寄贈に当たっては無地だったバッグに同校の校章と同病院のロゴマーク、地球を中心に手を取り合うようなデザインを1枚1枚生徒たちが色づけ、世界で一つだけのオリジナルバッグに仕上げた。
3日の寄贈式でエコバッグを手渡した生徒会長の細野花菜さん(2年)は、「長い時間をかけて取り組む中でたくさんの人の思いが詰まったバッグになった。内出中生はもちろん、地域の人にも使ってもらえると思うとうれしい」と笑顔で話した。
![]() 寄贈した古布エコバッグ
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