SDGsに関する本を読み、思い描いた未来を自由に絵で表現する「SDGs 本を読んで未来を絵にするコンクール」の表彰式が12日、産業会館で行われ、最優秀賞にあたる相模原市長賞と相模原事務用品協同組合賞に、旭中学校2年の山崎巧真さんと光が丘小学校6年の荒井七海さんがそれぞれ輝いた。
市と同組合が主催。市内在住・在学の小中学生を対象に昨年12月から今年1月末まで読書感想画を募り、小学校低学年・高学年・中学生の各部門計490件の応募があった。市や同組合、美術関係者らが「より未来を感じる作品」の観点で審査し、最優秀賞2点、優秀賞1点、優良賞10点、部門賞21点が入選した。
最優秀賞の山崎さんは「橋の上の子どもたち」を読んで自然豊かな未来のイメージを描き、荒井さんは「世界がもし100人の村だったら」から未来を着想した。
壇上で表彰を行った本村賢太郎市長は、「絵を見て勇気をもらった。皆さんの発信でSDGsに取り組む人が増えていけば」と感想を述べ、「一人一人の取り組みが未来を素晴らしい形にしていく。描いた未来をぜひ形にしていきましょう」と出席者に呼びかけた。
同組合の浦上裕生代表理事は「文具のようにSDGsを身近に、という思いで開催させていただいた。これからも多くの方にSDGsの活動に興味を持って取り組んでいただけたら」と話した。
受賞者名と作品は現在、市SDGs特設サイト(https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/readingimpressions
-prize/)で公開中。今後、市内の図書館でも巡回展示される予定。
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