「全日本学生児童発明くふう展」の入賞者が3日に発表され、市立桜台小学校(南区)6年の嘉手納杏果さんの作品「しまるん」が、各地域から推薦された約700点の中で2番目となる内閣総理大臣賞に輝いた。
同展は(公社)発明協会が主催。児童・生徒に物づくりを通じて創作の喜びと発明工夫の楽しさを体験し、創造性を育てることを目的に始まり、今年で80回を数える。
嘉手納さんが発明した「しまるん」は、外袋の中にチャックより上方向に長い内袋をつけた作品。中に入れた粉などが内袋を通過するので外袋のチャックに粉が付着せず、「粉噛み」の状態を防ぐことができる優れものだ。すでに特許も取得しているという。
「初めての全国展で、こんなすごい賞が取れるとは」と驚く嘉手納さん。「今後も誰かの役に立つ発明をしていきたい」と話している。
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