神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

田名北小が「水族館」を企画 ふれあい科学館で展示中

文化

公開:2022年4月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
児童が手掛けた紹介文と共に展示されている水槽
児童が手掛けた紹介文と共に展示されている水槽

 田名北小学校(村井啓人校長)の昨年度の3年生が企画した「田名北水族館」の水槽が相模川ふれあい科学館で展示され、入場者の目を楽しませている。

 展示されているのは相模川に生息するアブラハヤやヌマチチブ、ボウズハゼ、サワガニなど7種類の生き物たち。総合的な学習の時間で1年間を通して相模川について学んだ児童たちが川で捕獲し、学校で飼育・展示していた水槽をふれあい科学館に移す形で実施されている。ふれあい科学館で小学校による持ち込みの展示を行うのは初めてで、営業マネージャーの小早川義彦さんは「水族館業界でも極めて珍しい。相模原市の施設として地元に愛されるような取り組みができた」と話している。

命の大切さ学ぶ

 地元にあって身近な相模川について勉強していく中で、ふれあい科学館で実際に飼育している人に話を聞こうと担当の波多野順さんに協力を要請した同校。生き物の生態や川と海のつながり、展示や飼育、水族館の運営方法について波多野さんから指導を受けた。相模川の生き物を通して命の大切さについて学んだ児童たちは「相模川を全校に知ってもらいたい」という思いから自らも水族館を立ち上げることに決めて準備してきた。

 3月14日から18日まで同校内で実施した田名北水族館では、児童たちが模造紙や動画に生き物の特徴や飼育方法をまとめて水槽と共に展示。見学に訪れた全校児童に紹介した。

 活動を通して同校の西澤典史さん(当時3年生)は「波多野さんのように魚のことをもっと調べて詳しくなりたいと思った」と感想を話した。杉山千太朗さん(同)が「田名北水族館は相模川を知ってもらえる展示になったでしょうか」と波多野さんに尋ねると、「とても良くできている」と笑顔で答え、「育てた生き物から命の大切さを知ってもらえてうれしい。これからも生き物や仲間を大切に過ごして」と呼びかけた。

 ふれあい科学館での展示は4月24日(日)まで行われる。問合せは【電話】043・762・2110。

相模川で生き物を捕まえる児童たち=同校提供
相模川で生き物を捕まえる児童たち=同校提供

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

子育て応援する新番組

FM HOT839

子育て応援する新番組

毎週土曜 「パパラボ」

12月26日

高校生が異文化交流

高校生が異文化交流

14校集まり催し

12月26日

京王橋本駅をジャック

相模原D

京王橋本駅をジャック

6月頃まで

12月26日

PFAS映画上映会

PFAS映画上映会

1月5日、相模大野で

12月26日

暖簾に着目 居酒屋100選

星が丘在住加藤忠一さん

暖簾に着目 居酒屋100選

電子書籍で画集出版

12月26日

共産が浅賀氏擁立へ

参院選

共産が浅賀氏擁立へ

44歳、労働環境改善訴え

12月19日

年末年始もご遠慮なくお電話を

24時間365日専門スタッフがお迎えにあがります 0120-177-166

https://www.e-nagataya.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月7日0:00更新

  • 10月10日0:00更新

  • 8月22日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook