新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について相模原市は、これまで接種を進めてきた18歳以上に加えて12歳から17歳までに対象を拡大した予約の受け付けを9日から開始した。
新たに対象となったのは2回目を接種済みの12歳から17歳までの市民約2万9000人。昨年10月30日までに2回目の接種を終えている約1万8000人にクーポン券(接種券)を発送。これ以降対象となる人にも順次発送する予定だ。
使用するワクチンは個別・集団共にファイザー社製。そのため、受け付ける集団接種会場はファイザー社製を取り扱う相模湖総合事務所(緑区)、相模原北メディカルセンター急病診療所(緑区)、イトーヨーカドー古淵店(南区)の3カ所。個別接種はクーポン券(接種券)や市HPで告知されている市内144カ所で受け付ける。
予約は毎週土曜日の午前8時30分から=表参照、インターネット(web、LINE)、またはコールセンター【電話】050・5445・4357、【電話】050・5445・4358、【電話】050・5445・9837、【電話】050・5445・9838で受け付けている。
接種率 政令市で3位
相模原市の3回目のワクチン接種率は12歳以上で51・6%、優先接種が行われた65歳以上の高齢者では86・6%となっている(12歳以上の人口を母数として算出)。これは全国に20ある政令市の中でも3番目に高い数字だ(8日公表時点)。
3回目接種を巡ってはこれまで、65歳以上を対象に市が集団接種の日時と会場を指定する「指定方式」の実施や、ファイザー社製の会場を設置しワクチンを選択できる環境を整えるなど推進を図ってきた。今後は夜間接種の実施や週末の集団接種枠を拡大し、若者世代を中心にさらに促進していきたい考えだ。担当課は「交互接種の場合も効果は認められている。追加の接種で発症予防効果を高めることができる」と話している。
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