宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス(相模原市中央区由野台3-1-1)は6月11日(土)から、小惑星探査機「はやぶさ2」が2020年12月に地球に持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルの実物を宇宙科学探査交流棟で展示する。開館時間は午前10時から午後4時まで(6月13日(月)は休館)。
JAXA相模原キャンパスで開発された小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した2010年6月13日を記念して制定された「はやぶさの日」にちなみ相模原市で開催されるイベント「はやぶさWEEK」の一環で実施される。リュウグウのサンプルからはアミノ酸などの複数の有機物が発見されたことが明らかになっており、その一部が生命活動に関わる物質であることから、生命の起源の謎を紐解く鍵となることが期待されている。宇宙科学探査交流棟では11日以降、リュウグウの実物サンプルが常設展示になるほか、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型なども見ることができる。
「はやぶさWEEK」中の6月11日、12日(日)、18日(土)、19日(日)には、宇宙科学探査交流棟の駐車場を会場に「宇宙グルメ」を提供するフードトラックも出店。相模原産の「宇宙トマト」や地元産食材を使用したグルメも楽しめる。出展時間は各日午前10時から午後3時まで。
試料解析について研究者が特別講演
加えて、6月19日(日)の午前10時から11時30分、JAXA・地球外物質研究グループ長の臼井寛裕教授による講演会が相模原市立博物館(中央区高根3-1-15)で開催される。講演会では小惑星リュウグウのサンプル解析について説明される。定員は100人(申し込み順)で、15日(水)まで市コールセンター(【電話】042-770-7777)で受け付けている。
この他にも市立博物館やJR淵野辺駅、市内各所で「はやぶさWEEK」イベントが実施される。詳細は相模原市「はやぶさ2」特設ページ(https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/hayabusa2/)で確認できる。
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