相模原市選挙管理委員会(選管)は、7月10日(日)に投開票される参議院議員選挙で、投票所の混雑状況をスマートフォン(スマホ)やパソコンで確認できるシステムを初めて取り入れる。
混雑状況は市ホームページ内の参院選特設サイトで配信。各区の投票所の様子を「〇空いています」「△やや混んでいます」「混んでいます」の3段階で表示し、1時間おきに更新する。折込配布や市内の駅、商業施設などに設置されている「選挙のお知らせ」や「投票所入場整理券」に記載されている二次元バーコードをスマホで読み取るか、パソコンで特設サイトにアクセスして確認することができる。
このシステムは近隣では町田市の選管が導入している。昨年10月の衆院選で投票所の混雑が課題としてあがったことから市選管が対策を模索。業務連携している町田市選管の取り組みを参考にした。コロナ下での3密回避、待機場所や投票所での熱中症の予防につなげたい考えだ。
市選管は「衆院選では投票所が混んでいたため引き返したという報告もあり、重く受け止めている。来年実施される統一地方選挙では相模原市民は4種類の投票をするため時間を要し混雑もより課題となる」とし、今回の取り組みを検証し、さらなる改善を図る構え。
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