高齢者や単身者、障害者の入院、施設入居時に必要となる身元保証人。頼める家族がいない、親戚が遠くて頼みにくいなどの理由で諦めた結果、独り身、孤独死につながるケースが増えているという。「独り身の方の自死や孤独死を防ぎたい」と創業109年の地元葬儀社・永田屋が中心となり、10月に一般社団法人「もうひとりの家族」を設立した。
同法人は、相模原・町田地域を中心に、身元保証人を引き受けるサービス、生活支援、葬送支援、金銭管理・法律支援などを行う。法人名の「もうひとりの家族」の言葉通り、家族の代わりに日々の暮らしの手伝いや万が一の際の看取り、葬儀・納骨の手配まで生涯にわたりサポートする。
法人を立ち上げた理由を田中大輔代表は「特に独り身の高齢者の方は将来を不安に感じている方が多い。孤独死という社会問題を葬儀の現場で目の当たりにしている我々だからこそ、未然に防いでいかなければならないと思い、事業を立ち上げた」と話す。
「もうひとりの家族」の特徴は、生活支援を含むサービスが多岐にわたること。そして、弁護士を交えた三者間契約のため、金銭の適切な支払い管理が行えること。田中代表は「社会問題解決のためにという使命感でスタートした。地域から独り身の方の孤独死が少しでも減り、相模原がより明るく住みやすい町になったらうれしい」と話した。
問い合わせは【フリーダイヤル】0120・177・455。
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