相模原警察署(秋本剛署長)は1月7日、緊急性のない場合の電話連絡を控える適正な110番の通報を呼び掛ける「110番の日」キャンペーンを相模原市立産業会館で実施した。
当日は、新型コロナ感染症への対策が行われる中、田野倉和美中央区長や相模原防犯指導委員会など関係者100人近くが出席。相模原市観光親善大使の宮本諒子さんと藤木杏奏音さんを一日警察署長に委嘱した。2人は冒頭、「市民の安全を守っていただいている警察署の一日署長に就けて楽しみ」「模擬訓練を通じて、適正な110番通報を学びたい」と抱負を語った。
キャンペーンでは、DVDの上映や、事件を想定した模擬110番通報訓練、観光大使の2人を交えたトークショーなどを行った。
秋本署長は「県内では昨年1年間で約97万件の110番通報があり、そのうち実際に出動したのは約46%だった。相模原警察署管内でも1日平均約50件の110番通報があり、県内でも上位にあたるので適正な通報を心がけて欲しい」と呼びかけた。
また、観光大使の2人は産業会館から市役所までパレードを行い、110番の正しい使い方を呼び掛けていた。