さがみはら中央区 社会
公開日：2023.01.19
相模原市
山梨信金とＳＤＧｓ連携
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締結式で協定書を交わす五味理事長(左)と本村市長＝1月10日
市は１月10日、市内企業のＳＤＧｓに関する取り組みなどの支援を通じ持続可能な社会を構築することを目的に、山梨信用金庫（山梨県甲府市／五味節夫理事長）と「ＳＤＧｓの推進に関する連携協定」を締結した。
協定に基づき両者は、環境や社会へ配慮した事業活動に加え、地域貢献にも積極的に取り組む企業などを市が「ＳＤＧｓ推進企業」として認証する「さがみはらＳＤＧｓビジネス認証制度」の運用や、国が進める地方創生ＳＤＧｓの推進などに関する事項について連携して取り組む。具体的には、相模原市内の中小企業に向けたセミナーの開催、同金庫が運営する市内６店舗のデジタルサイネージを活用した市の制度の紹介などを実施していくという。
同金庫は２０２０年４月にＳＤＧｓ宣言を発表。地域貢献活動や女性活躍の推進、環境負荷削減などに積極的に取り組んでいる。22年９月にはさがみはらＳＤＧｓパートナーに登録。主要な取引先を中小零細企業としていることから市は、同金庫を通じた市内事業者への制度周知を期待し今回の協定締結に至った。市が金融機関と同様の協定を結ぶのは初めて。
締結式で本村賢太郎市長は「中小企業支援を柱としていきたいと思っている。これからも一緒に取り組みを進めたい」と話し、五味理事長は、「それぞれの強みを生かして緊密な連携を図ることにより、相模原市におけるＳＤＧｓの推進や地域の課題解決に向けて取り組みを進めていく」と展望を述べた。
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