相模原市は1月12日、2022年度一般会計を合計3億6700万円増額する第11号の補正予算案を市議会に提出し、同日可決した。この結果、一般会計は総額3500億600万円になった。
今回の補正予算の主な歳出は2つ。ふるさと納税の歳入が当初の予定より大幅に増えたことによる運営に係る経費と、昨秋に消費喚起策として市が独自に行った「さがみはらサンキューキャッシュバックキャンペーン」の申し込みが増えたことによる経費を計上したもの。
ふるさと納税に関しては、22年度は当初3億円の税収を見込んでいた。しかし、納税ができるサイトの数を2つから4つに、返礼品目を約230から約300に変更したことなどから大幅に納税額が増え、当初の見込みから約2億4000万円多い5億3943万1000円となった。
返礼品や事務手数料など1億2738万円が運営経費として計上され、これらを差し引いた1億1205万1000円は市の「まち・ひと・しごと・創生基金積立金」に充てた。
市観光・シティプロモーション課は「東プレのキーボードに加え、最近はシャンプーやボディーソープなどの詰め合わせなどが人気。さらに品目を充実させたい」と話す。
サンキューキャンペーンは、当初予定していた利用者の17万人を約3万2000人上回る20万2000人が利用。この経費として1億2756万9000円を補正予算として計上している。
市財政課では「ふるさと納税の返礼品代や事務手数料、キャンペーンの事務手数料などは早期に処理しなければならない費用となるため、通例の3月補正予算を待たず、今回1月の補正予算として扱われることになった」と話している。
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