淵野辺公園内にあるスポーツ複合型施設・銀河アリーナ(弥栄)の空きスペースに、弥栄中学校の生徒による美術作品が展示されている。
展示されているのは、かつてレストランとして使われていた空間。以前は同公園で開催されていた「さがみ風っこ展」が屋外のため天候に左右されることや人員不足などを理由に中止となり、子どもたちの作品を発表する機会が減少する中、その場を新しく設けたいと市教育委員会から相談を受け企画された。同施設の近隣にある弥栄中学校が、作品の提供を快諾し実現に至った。
現在は、漆器の装飾技法である「沈金」を施したお盆や、金網や粘土が素材の仮面などを展示。さらに、公園に面したガラスには同校美術部によるテープアートが飾られ、訪れる人々の目を楽しませている。同施設スタッフの本城祐介さんは「殺風景だった場所が華やかになった。親子連れや高齢の方にも楽しんでもらえている」と話した。
展示期間は2月中旬までを予定している。問い合わせは同施設【電話】042・776・5311。
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