中央区在住で看護師の武嶋俊子氏(50)が2月22日、記者会見を開き、任期満了に伴い4月9日に行われる相模原市長選挙に無所属で立候補する考えを明らかにした。武嶋氏は3月4日、本紙の取材に応じた。(3月6日起稿)
武嶋氏は立候補の理由について、市が進める子育て政策に疑問を持ったことを挙げた。全国的に人口減少が進む中、相模原市も例外ではなく、兵庫県明石市が進める5つの子供関連の無料化政策について言及。「各自治体によって置かれている状況が違うので、明石市の政策が相模原市で実施するのが有効か検証する必要がある」としつつも、「18歳までの医療費無料化」「公立小中学校の給食の完全無料化」は喫緊に実施したいとした。
また、リニア中央新幹線の神奈川新駅設置が予定される橋本地区の開発や相模総合補給廠の跡地利用、淵野辺駅南口開発などについても言及。「もっと丁寧に市民に説明することが必要。開発が終わってからでは取り返しがつかない。現況を知らない市民も多い」と問題を提起した。
同市長選については、これまで東京都立大学教授の野元弘幸氏(61)、現職の本村賢太郎氏(52)、元相模原市議会議員の沼倉孝太氏(75)が立候補を表明している。武嶋氏は4人目となる。
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