車いすバスケットボールの世界選手権大会で金メダルを獲得した春田賢人選手(20)が4月14日、本村賢太郎市長を表敬訪問した。2024年パリ、2028年ロサンゼルスのパラリンピックへの出場を目指して活躍することを約束した。
春田さんは車いすバスケットボールの男子U23日本代表派遣選手に選出され、TOYOTA U25選手権大会2022(愛知県、1月)で「JWBF会長特別賞」「オールスター5」に選ばれた。昨年9月の「IWBF男子U23世界選手権大会」ではチームが優勝し、金メダルを獲得した。
この日、本村市長を訪問した春田選手は「チームの一員として世界一になることができた。初めての国際大会で緊張することもあった」などと報告し、「パリ、ロサンゼルスのパラリンピックに出場して活躍し、また今回のように報告できるといい」と話した。
本村市長は「目標があることは素晴らしい。相模原市では誰もが自分らしく生きることができる共生社会づくりの条例に向けて取り組んでいる。講演会などに参加してもらい、子どもたちに目標に取り組む思いを伝えてほしい」などと話した。
春田選手は上溝中学校、麻布大学附属高校を卒業し、現在は帝京大学に通う大学3年生。0歳の時にポリオワクチンの副作用で左足が不自由になったという。中学生の時はハンドボール部に所属していたが、地元の車いすバスケットボールチーム「相模フォース」の体験会に参加したのをきっかけに競技生活をスタート。現在も同チームに所属し、国内の大会に出場している。
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