同商品を提供する「とろけるハンバーグ福よし古淵店」（南区古淵）の店頭で記念日登録証を持ち喜ぶ同店スタッフ
宇宙にちなみ
５月４日は「とろけるハンバーグの日」--。相模原の名物グルメがこのほど、一般社団法人日本記念日協会による記念日に登録された。
「とろけるハンバーグ(とろハン)」は第１回相模原名物料理決定戦Ｓ-１グランプリ優勝、第13回相模原お店大賞受賞など数々の受賞歴があり、多くの市民に親しまれている。およそ25年前に開発され、現在は年間１００万食が全国約１００の飲食店で提供されている。
今回記念日に登録された５月４日は、同商品が国内初の民間単独開発ロケットに持ち込まれた日（２０１９年）。当時、「世界初、宇宙へ行ったハンバーグ」と報道され、グルメ業界などで大変話題となった。
上質な国産牛に黒毛和牛牛脂をシャトーブリアンと同じ配合になるよう調整し、高級ステーキの美味しさをハンバーグで表現している。一方、小麦、卵、乳などのアレルゲンを使用しないなど「多くの人に楽しんでもらえる」点も特徴。なお、「とろける」というネーミングは、そのやわらかな食感に由来する。提供する（株）グローズバル（相模原）の吉田茂司社長は「登録は大変光栄。これを機にさらに相模原名物としてＰＲしていきたい」と話した。
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