音や光に敏感な人も安心して買い物を--。相模原青年会議所(JC)が4月19日、店舗や商業施設内の音楽や照明などを一時的に緩和する取組「クワイエットアワー」をアリオ橋本(緑区)で行った。
クワイエットアワーは音や光に対して敏感で困っている人たちに配慮するため、音楽やアナウンスをなくしたり、照明の明るさを下げたりして買い物がしやすい環境を整える取組。イギリスで2017年に始まったとされ、スーパーやショッピングセンターなどで導入されるケースが多い。
同JCでは「音」が障害となる人がいることを多くの人に知ってもらい、障害のある方への対応を考えるきっかけにしようと、昨年5月に取り組み始めた。これまでに市内13店で60回ほど実施した。
この日は開店の午前10時から11時にかけて実施。25人のメンバーがボードを掲げて利用客に理解を求めた。メンバーの八木さやかさんと安達裕也さんは「音がなくて落ち着くという声も多く評判もいい。困っている人に支援できるよう、相模原全体で一斉にできるといい」などと話した。
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