相模原市は4月3日、「さがみはらSDGsモデル自動販売機」を本庁舎1階ロビーに設置した。市民にSDGsに関心を持ってもらい、気軽に取り組めるように普及啓発を図ることを目的としている。
この自販機には▽間伐材から作った紙の容器で販売し、収益の一部を緑の募金に寄付する仕組み▽賞味期限の近い飲み物の販売▽CO2排出量が実質ゼロ(J-クレジット制度)▽災害時に緊急用として無料提供▽売り上げの一部をSDGs推進事業に寄付--などの機能、特徴が備わる。
同市は2020年に内閣府から「SDGs未来都市」に指定され、他にもこれまで、フードロス対策自販機の設置や地域のつながりを促進する目的の「まちのコイン『すもー』」の導入、SDGsを楽しみながら学ぶイベントの開催などに取り組んできた。今回は、持続可能な街づくりに役所も市民も協力できるようにと設置したという。
市の担当者は「何気ない日常の行為からもSDGsに貢献できる」と話す。
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