さがみはら中央区 スポーツ
公開日：2023.07.20
みんなの卓球大会を
障害者団体が主催
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熱戦を繰り広げる選手たち
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大会運営委員長の栗原祐人さん
障害者主体の卓球団体「ＳＨＡＦＥ」が主催する卓球大会「第１回 ＳＨＡＦＥ Ｔａｂｌｅ Ｔｅｎｎｉｓ Ｃｕｐ」が７月15日、相模原市立けやき体育館（富士見）で行われた。「多様性が交わる共生社会の実現」をテーマに、障害の有無に関わらず、卓球を通じて選手たちに交流を深めてもらおうと、「ＳＨＡＦＥ」代表の栗原祐人さんが企画した。
２０１９年に全国大会への県予選「第13回障害者神奈川県予選トーナメント」で優勝した栗原さん。他の選手との交流の中で、相模原に選手が少ないことや、練習する環境が整っていない状況を実感し、「ＳＨＡＦＥ」を立ち上げた。
今回の大会は「障害のある選手が参加できる大会は少ない。みんなが参加できるような大会を開催して、地域で卓球を活発にしていきたい」という思いで企画し、準備を進めてきた。障害者団体が主催する大会は「全国的にもめずらしい」と、相模原市や市社会福祉協議会の後援もあって開催が実現したという。
大会では市内の卓球団体のほか、藤沢市・横浜市・多摩市などの団体から集まった選手たちを中心に、個人参加も含めて62人の選手が汗を流した。試合は男女混合シングルスで初級者・中級者・上級者に分かれて進められ、各部の優勝者にはメダルが贈られた。
大会を振り返って栗原さんは「初めてで至らないところもあったが、たくさんの人の協力のおかげで開催できた。今後は福祉に関わる人たちなど、より多くの人に活動を広めて、また開催することができたら」と笑顔を見せた。
「ＳＨＡＦＥ」では一緒に活動する仲間を募集中。「障害の有無や国籍に関わらず、お互いに成長しながら楽しく活動しましょう」。問い合わせは栗原さん【メール】shafe7go@gmail.com。
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