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JCHO相模野病院 「膵(すい)がんドック」8月開始 市内初 早期発見に一石
JCHO相模野病院健康管理センターが8月19日から、市内初の「膵がんドック」を開始する。「進行してから発見されることが多く、亡くなる人が多い」という膵がん。検診を推進する今泉弘院長に話を聞いた。
膵がんは、罹患者数では他のがんに比べると少数だが、がんによる死因では肺がん、大腸がん、胃がんに次いで第4位。「他のがんは治療法が見つかる中、膵がんの5年生存率は10パーセントを切る」。長く胆道や膵臓系の診療に携わってきた今泉院長によると、年間の罹患者数約4万2千人に対して、約4万人が亡くなっているという。
無症状に注意
膵がんは、一般的な人間ドックでは見つけにくい上、進行するまでは無症状のケースが多く、発見後では約8割が手術困難とされる。今泉院長は「手術できる段階で見つけることが重要。そのために、一度検診を受けてほしい」と力を込める。
▽慢性膵炎がある▽糖尿病を患っている▽肥満である▽家族が膵がんを発症している▽膵嚢胞・膵管拡張を有している▽喫煙・飲酒の習慣がある-といった人は「人間ドックや健康診断に加えて、一度膵がんドックを」。
検査内容はMRI、超音波検査、血液検査で、所要時間は半日程度。料金は49500円、他の検診・ドックに追加する場合は38500円。
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