大野北地区社会福祉協議会は8月1日、中学生ボランティアスクールを大野北公民館で開催した。このイベントは中学生に福祉に関心をもってもらい、共に生きる大切さを学んでもらう機会にしてほしいという思いで行われた。
参加したのは、大野北中学校と共和中学校の2・3年生合計13人。地元の保育園を訪問し、ボランティアを体験した。また、車いす利用者の支援も体験。がたついた道や狭い場所での方向転換などを練習した後、屋外で実践した。生徒らは緊張しつつも楽しそうに勉強していた。
大野北中学校3年の男子生徒は「福祉委員に所属していて、支援に興味があったので参加した。車いすに乗る側は怖いので、信頼関係が必要だと思った」と話した。同協議会事務局の櫻井正孝さんは「夏休みに普段できないボランティアの体験をしてもらえたらうれしい」と語った。