市内の事業者や活動団体の連携でSDGsの新たな取組の展開を――。相模原市は8月29日、SDGsの推進を連携して実施する取組に対して最大50万円を助成する補助金事業を開始すると発表した。申込みは9月29日まで。
相模原市は令和2年にSDGsの普及啓発を図るため、SDGsの活動に取り組む企業やNPO、団体などをパートナーとして登録し、その実施内容を公表するパートナー制度を創設した。現在、891団体が登録されている。
今回の「相模原市SDGs連携推進事業補助金」は新たな連携を創出するのが目的。補助金の対象となるのは▽パートナーが中心となり、他のパートナーや事業者、団体などと連携して実施する事業▽SDGsの達成に資することが明確な事業▽新規に実施する事業または既存事業に新たな視点や工夫を加えた事業――の全てを満たすこと。対象者は市の制度に登録しているパートナーか、パートナーに登録申請中で登録が見込まれる事業者・団体など。
補助は対象経費の全て(補助率100%)で最大50万円。例えば、講師代などの謝金や公共施設の使用料、チラシ・ポスターの作成費、物品購入費(消耗品・備品購入費)、切手・ハガキ代の通信費、委託費などに充てることができる。
書類審査はSDGs達成への寄与や新規性、発展性、意識・行動変容、実現可能性などの視点から行い、10月上旬に交付対象を決定する。
市みんなのSDGs推進課の榎本幸二総括副主幹は「パートナー同士がそれぞれのいいところを生かして連携してほしい。市民にSDGsを改めて広く知ってもらい、市民のみなさんが行動に移したくなるようなものを期待している。声をかけあって応募してほしい」と話している。
応募は申請書や計画書などの指定の様式の書類に記入の上、郵送または電子メールで同課に提出する。
問い合わせは、市みんなのSDGs推進課(【電話】042・769・9224/【メール】sdgs@city.sagamihara.kanagawa.jp)へ。
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