気軽にチェックして認知症を早期発見--。相模原市は9月13日、認知機能を簡易的にチェックできる機器を市内29カ所全ての地域包括支援センターに導入した。「気軽に利用してほしい」と市の担当課では利用を呼びかけている。
市は認知症の当事者やその家族が住み慣れた地域で安心した生活が継続できるよう、早期の対応と理解促進を図るために導入。今回導入したのはタブレット端末を活用したタッチパネル式スクリーニング機器。使用時の負担も少なく、簡易的にチェックできるという。
今回のスクリーニング機器では▽物忘れ相談プログラム(所要時間5分程度)▽TDASと呼ばれ、より詳しくチェックできるプログラム(所要時間20分程度)--2種類の判定を受けることができる。
機器の使用と併せてリーフレットを配布し、利用者自身の状態に関する気づきを促し、認知症に対する正しい理解や備えるためのきっかけづくりにつなぎたい考え。
相模原市地域包括ケア推進課の担当者は「スクリーニング機器の使用をきっかけに自身の状態に気づき、認知症に対する正しい知識や日常生活の見直しについて理解を深めていただきたいと思います。気軽にお受けください」と話している。
スクリーニング機器を使用したい人は市内各地の地域包括支援センターへ連絡を。
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