地域の安全と防災意識向上のため、「光が丘民生委員・児童委員協議会」(石井和子会長)が8月22日、「防災ボトル」60本を購入した。ボトルは同協議会員や協力員らに配布された。
防災ボトルとは、500ミリリットルのウォーターボトルの中にLEDライトや保温用のアルミシート、圧縮タオルなど6点が入った災害対策グッズ。手軽に持ち運びができることから注目されている。
ホイッスルが決め手
同協議会の石井会長は、2018年に行われた研修で「おぢや震災ミュージアム そなえ館」(新潟県)を視察。新潟県中越地震の被害や教訓を伝える同館で、「自分の居場所を知らせるためにホイッスルが役立った」という話を聞いたそう。「この防災ボトルにはホイッスルが入っていて、持ち運びもしやすい」と今回、協議会での購入に至った。
同協議会では、日頃の備えとして活動時に防災ボトルを持ち歩き、地域の人にも紹介して防災意識向上につなげたい考え。石井会長は「私たちは安心・安全に暮らせる地域にするために活動している。自分たちの身を守りながら、地域に防災意識を広めていきたい」と話した。
民生委員・児童委員は、厚生労働大臣の委嘱を受けて、無償で地域住民の相談や支援にあたっている。同協議会は、見守りや高齢者訪問のほか、地区社会福祉協議会と連携して一人で暮らす高齢者の交流の場「お年寄りの集い」を実施するなど、さまざまな活動に取り組んでいる。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|