若者との共有図る
障がい者施設、高齢者施設などを運営する市内最大級の社会福祉法人、相模福祉村(中央区田名)はこのほど、創立40周年の記念誌を発行した。記念誌は10月にあった周年の式典で来場者に贈呈された。また、およそ600人の職員や関係者にも配布された。
記念誌はA4サイズ、オールカラー104ページのボリュームで、およそ半年間かけて作られた。赤間源太郎理事長や法人を支える外部関係者らへのインタビューをはじめ、歴史、施設紹介など1冊で法人の「全体像」や「ビジョン」が共有できるようになっている。「特に若いスタッフに私(法人)の考えを伝えたかった。そのような目的で作った部分も大きい」と赤間理事長。なお、記念誌のメインとも言えるのは、合計20ページのヒストリー漫画。先代代表である赤間一之さんがどのようにして福祉の道を歩み始めたか、どのような思いで福祉サービスを提供していたのか、などがわかりやすく描かれている。「この点も若い人に対し、どうやって理解をしてもらえるかを考え、漫画を選んでみました。私もとても気に入っています」
記念誌の一部のコンテンツは同法人40周年特設サイトで公開されている。
恒例ゲートボール
同法人は10月17日、南区麻溝台の相模原麻溝公園・スポーツ広場で「第22回福祉村杯ゲートボール大会」を開催した。
相模原市ゲートボール協会の協力を得ての開催で市内から20チーム、合計105人が参加。今回は「相模かがやき」が優勝した。
この大会は同法人の高齢者施設「縁JOY」(中央区田名)にあるゲートボール場での田名地区のチームとの交流がきっかけで始まった。コロナ禍での中断もあったが「毎年恒例」で、20年以上継続。同法人が掲げるテーマ「地域貢献」の象徴的なイベントとなっている。
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